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【東松山の歯医者・口腔外科】口内炎の予防に効く栄養素とは?

口内炎は頬の内側や舌、唇など口の中であればどこにでも形成される炎症です。

発症すると痛みが出るだけでなく、食事が摂りにくくなったり、発音がしにくくなったりと日常生活にも支障をきたします。

今回は、口内炎を予防するために摂取したい主な栄養素について解説します。

 

ビタミンB2

 

ビタミンB2は、ビタミンB群の一種であり、リボフラビンとも呼ばれています。

水溶性ビタミンの一種で、三大栄養素の代謝を促進し、皮膚や粘膜の機能維持や成長に関わります。

そのため日々の食事でしっかりビタミンB6を摂取していれば、口内炎だけでなく口角炎や舌炎、角膜炎などの症状も予防できます。

またビタミンB2は主に牛・豚・鶏のレバーやウナギ、納豆や干しシイタケ、モロヘイヤやチーズ類などに含まれています。

ここでいうチーズ類とは、パルメザンチーズやカマンベールチーズなどの種類を指しています。

 

ビタミンB6

 

ビタミンB6は、ピリドキシンとも呼ばれるビタミンB群の一種で、タンパク質の分解や合成をサポートし、皮膚や粘膜の健康維持に働きます。

摂取することで皮膚や粘膜の修復を促し、なおかつ免疫機能の正常な働きの維持に加え、皮膚の抵抗力まで増強させます。

そのため、摂取すれば口内炎を予防できるだけでなく、すでに発症した口内炎の症状をやわらげることもできます。

ちなみにビタミンB6は、マグロやカツオ、サンマやサバといった魚介類に多く含まれています。

その他ニンニクや鶏肉、酒粕やゴマなどの食品からも摂取することが可能です。

 

鉄、亜鉛

 

鉄や亜鉛も、口内炎を予防するには必要不可欠な栄養素です。

鉄と亜鉛は、細胞の生成や修復に必要となるミネラルの一種です。

日頃から摂取することにより、口内の粘膜を強化し、口内炎による炎症が起こりにくくなります。

具体的には、鉄が身体全体の酸素供給を促し、細胞の再生を促進させる作用を持っています。

また亜鉛は免疫系の機能をサポートし、細胞の成長と修復を促進します。

ちなみに鉄はカタクチイワシや豚・鶏のレバー、砂肝やカツオなどに多く含まれています。

亜鉛は牡蠣やあわび、タラバガニやスルメといった魚介類の含有量が豊富です。

 

まとめ

 

一度治ったにもかかわらず、同じような場所に何度も口内炎が形成されてしまうという方は、前述したような栄養が不足しているかもしれません。

またストレスや疲労などが溜まっている方、タバコを吸っている方なども、口内炎のリスクが高まるため注意が必要です。

もし口内炎を発症したら歯科クリニックに相談し、必要な治療を受けたり薬を処方したりしてもらいましょう。

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