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虫歯治療をためらう方がいる理由の一つとして、複数回通院しなければいけないということが挙げられます。
虫歯治療は、基本的に1回で完了することがありません。
そのため、歯科クリニックが苦手な方はできるだけ回数を減らしたいと考えるでしょう。
今回は、虫歯治療をできるだけ早く終わらせる方法を解説します。
初期虫歯の段階で治療を受ければ、虫歯治療は早く終わらせることができます。
まだ虫歯になったばかりの状態であれば、痛みなどの症状もなく、1回で治療が終わる可能性があるからです。
逆に虫歯が悪化しているにもかかわらず、通院せずに放置していると、必要な処置が多くなって治療期間は長期化します。
特に神経にまで達しているような重度の虫歯は、神経を除去する根管治療が必要になることもあり、こうなると治療費も高額になりやすいです。
虫歯治療をできるだけ早く終わらせるには、歯科クリニックで定期検診を受けることも大切です。
先ほど、初期虫歯の段階ですぐに治療すれば、虫歯治療の期間は短くなるという話をしました。
しかし、患者さん自身で初期虫歯の存在に気付くのはとても難しいです。
初期虫歯は通常の虫歯とは違い、自覚症状がほとんどありません。
そのため、数ヶ月に1回は定期検診に通い、早めに口内の問題を発見できるようにしておくのがポイントです。
また歯科クリニックの定期検診では、歯のクリーニングや歯石除去なども受けられるため、虫歯だけでなく歯周病を発症するリスクも軽減できます。
設備が充実している歯科クリニックを選ぶことも、虫歯治療を早く終わらせるためには重要なことです。
例えばマイクロスコープを導入している場合、患部を何倍にも拡大できるため、難しい箇所の治療もスムーズに行えます。
またレーザーには殺菌や消毒、止血や鎮痛などの作用があり、こちらは根管治療や抜歯などの治療の時間を短縮することができます。
その他、歯科用CTやCAD/CAMシステム、口腔内スキャナーなどの設備も導入されている歯科クリニックが望ましいです。
虫歯治療は通院の時期や歯科クリニック選びなどを工夫することにより、期間を短くできる可能性があります。
また治療期間を短くすることで、患者さんの精神的・身体的負担は軽減されますし、初期虫歯の治療であれば費用もそれほどかかりません。
逆に治療が長引くと、患者さんの負担は大きくなる上に、より歯科クリニックへの苦手意識が強くなってしまうことにもつながります。