ブログ
Blog
Blog
インプラント治療は人気が高く、芸能人など口元の審美性を重視する方にも多く選ばれています。
また安全性についても考慮されていますが、治療を受けた後、何らかのトラブルによって後悔するケースも存在します。
今回は、インプラント治療を「やらなきゃよかった」と後悔する主な原因について解説します。
インプラント治療に失敗した場合、「やらなきゃよかった」と後悔してしまうことがあります。
治療に失敗するケースは主に3つあり、1つ目は顎の骨に穴を開けるドリルの回転が速く、骨の細胞が壊死してしまうことが挙げられます。
2つ目は、人工歯根を埋め込む位置や深さ、角度が適切ではなかったというケースです。
そして3つ目は、人工歯根が顎の骨にうまく固定されなかったというものです。
しかし、実績が豊富な歯科クリニックを選んだり、事前に持病の治療を行ったりしていれば、このようなリスクは軽減されます。
治療自体は成功したものの、治療後にトラブルが発生した場合も、「やらなきゃよかった」と後悔することがあります。
具体的には、インプラント周囲炎や副鼻腔炎、上部構造の破損といったトラブルです。
インプラント周囲炎は、インプラントの周りで起こる歯周病のような症状であり、悪化した場合は人工歯根が脱落してしまうこともあります。
また副鼻腔炎は、インプラントが上顎洞という上顎の骨にある空洞に達してしまい、炎症を起こす疾患です。
さらに、人工歯根と上部構造をつなぐアバットメントが緩むと、上部構造が外れたり破損したりすることがあります。
これらのトラブルについては、治療後のメンテナンスや禁煙などを徹底することで防ぎやすくなります。
インプラントは自由診療であり、1本数十万円するケースも珍しくありません。
また患者さんの中には、想像よりも費用が高く、「やらなきゃよかった」と後悔する方もいます。
しかし、通常歯科クリニックは事前に治療費に関する説明をしてくれます。
そのため説明が曖昧だったり、追加費用がかかったりする場合、歯科クリニック選びに失敗している可能性が高いです。
冒頭でも触れた通り、インプラント治療は安全性が十分に考慮されているものです。
治療を行う歯科医師も、基本的には十分な実績や経験を持っています。
しかし、どうしても技術の差やメンテナンスの加減などにより、トラブルが発生する可能性はあります。
患者さんは「やらなきゃよかった」と思わないために、歯科クリニック選びや体調管理、メンテナンスを徹底してください。