東松山かさはら歯科

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【東松山の歯医者】顎関節症を誘発する姿勢について

顎関節症は、歯並びが悪かったり、ストレスが溜まることで、顎周辺の筋肉が固まったりすることが主な原因です。

また、これら以外にも、普段何気なく行っていることが、顎関節症を誘発するケースがあります。

ここからは、顎関節症につながりやすい姿勢について解説したいと思います。

 

頬杖

 

机に向かって仕事をしているときや、自宅のテーブルでパソコン、スマホを観ているときなどには、ついつい頬杖をついてしまうという方もいるかと思います。

頬杖は、簡単に言うと顎を手の甲の上に乗せることですが、こちらを言い換えると、頭の重さをすべて片方の顎関節で支えているということになります。

人の頭はとても重く、体重の10%程度はあるとされているため、体重が60kgの方であれば、6kgの力が顎関節にのしかかります。

こちらは、顎関節の負担を強くし、顎関節症を発症する原因になり得ます。

 

前傾姿勢

 

下顎は、通常頭蓋骨と筋肉にぶら下がっている状態であり、バランスが良い場所にピッタリとはまっています。

しかし、テレビでゲームをしたり、パソコンを使用したりするときには、前傾姿勢、いわゆる猫背の状態が続きます。

長時間このような姿勢でいると、正常ではない位置に下顎が収まってしまう可能性があります。

また、こちらは顎関節への負担を大きくするため、顎関節症を誘発することにもつながりかねません。

 

就寝時の姿勢

 

顎関節症は、日中だけでなく、就寝時の姿勢の悪さによっても引き起こされることがあります。

まず注意したいのが、うつ伏せで寝ることです。

うつ伏せになると、下顎部分に大きな負担がかかり、それが何時間も続くと、当然顎関節症を発症しやすくなります。

また、意外かもしれませんが、最初から横向きに寝るのもあまり良くありません。

寝ているときは、最初仰向けになり、何度か寝返りを繰り返すことで、顎への負担を減らすことができます。

しかし、最初から横向きだと、顎関節の位置が下になり、頭や顔の重みがのしかかることになります。

そのため、横向きでないと眠りにつけないという方は注意が必要です。

ちなみに、横向きで寝たときに負担がかかった顎関節は、少しずつずれていくことも考えられます。

こちらも、顎の違和感や痛みにつながるおそれがあります。

 

まとめ

 

ここまで、顎関節症につながりやすい姿勢について解説してきましたが、いかがでしたでしょうか?

日常生活には、顎に負担がかかる癖や姿勢が多く潜んでいます。

実際それらの行動を取っているときは、それほど負担を感じないことが多いですが、慢性化すると顎関節症のリスクは高くなるため、日頃から意識して避けるようにしましょう。

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