東松山かさはら歯科

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【東松山の歯医者】顎関節症の症状である不定愁訴について

顎関節症を発症すると、顎関節の違和感や開口障害などの症状に悩まされます。

初期症状の場合、身体はこれらの症状にある程度対応してくれます。

しかし身体が対応できなくなると、痛みや違和感だけでなく不定愁訴にもつながります。

ここからは、顎関節の症状の一つである不定愁訴について解説したいと思います。

 

不定愁訴の概要

 

不定愁訴とは、原因不明の身体の不調のことをいいます。

愁訴という言葉には、苦しみや違和感を出して訴えるという意味があります。

こちらが不定つまり決まった原因で起こらない状態が不定愁訴です。

またこちらの症状における頻度や期間については人それぞれです。

一つの症状が長引く方もいれば、複数の症状が不定期に現れる方もいます。

不定愁訴が現れると、当然日常生活はより苦しくなります。

 

顎関節症が引き起こす不定愁訴の症状

 

顎関節の異常は、以下のような不定愁訴として現れることがあります。

 

・歯の噛み合わせの違和感
・耳鳴り
・肩こり、首の凝り
・偏頭痛
・めまい
・吐き気
・不眠症
・便秘
・身体のむくみ
・イライラ など

 

一般的に体調不良として認識されている症状のほとんどは、不定愁訴に含まれます。

また顎関節症による痛みや違和感が強くなくても、こちらの症状が出ることはあります。

そのため長年原因がわからず症状が改善されない場合、顎関節症が原因かもしれません。

 

不定愁訴は特に女性に起こりやすい

 

顎関節症の症状である不定愁訴は、男性よりも女性に多く見られます。

中でも若い女性に多く、現代では2人に1人が不定愁訴に悩んでいると言われています。

また不定愁訴は更年期の女性にも多い症状です。

女性特有の疾患と聞くと、女性ホルモンや月経不順などに起因していると考えがちです。

しかしそれだけでなく器質性疾患や身体の異常、ストレスも大きく関係しています。

一般的に女性は男性よりもストレスを感じやすいです。

その上身体の不調に対しても敏感な傾向にあります。

特に精神的にデリケートな女性は要注意です。

このような女性は複数の悩みを抱えた状態になると、不定愁訴になりやすいです。

もちろんここで言う悩みには、顎関節症の痛みや違和感も含まれます。

 

まとめ

 

ここまで、顎関節症の症状である不定愁訴について解説してきました。

顎関節症と聞くと、顎近辺の症状に悩まされる病気というイメージが強いです。

もちろんそれは事実ですが、顎近辺の症状は全身の不調や症状につながります。

そうなると、もうこれまで通りの日常生活は送れません。

早急に歯科クリニックに通い、顎関節症の症状を改善する必要があります。

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