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顎関節症を患っている方は、顎を少し動かすだけで痛みがあったり、口を大きく開けられなかったりします。
また、無理をして硬いものなどを食べると、症状が悪化するため注意が必要です。
今回は、顎関節症の方でも安心して食べることができる、おすすめの食事メニューをいくつか紹介します。
顎関節症でなかなか食べ物を噛むことができないという方には、じっくりと時間をかけて煮込んだシチューがおすすめです。
具体的には、野菜が半分溶けるくらいまで煮込み、顎の負担を減らしたものを食べるようにしましょう。
また、シチューには野菜が豊富に含まれているため、顎関節症の際に起こりがちな栄養不足を防ぐことにもつながります。
ちなみに、シチューだけでは物足りないという場合は、付け合わせとしてパンを食べましょう。
もちろん、硬いフランスパンなどは良くありませんが、食パンやコッペパンなどのやわらかいパンであれば、パンに浸して食べることで、顎の負担を最低限に抑えられます。
顎関節症の方が摂取すべき食事メニューとしては、お粥もおすすめです。
お粥は、しっかりとお米の芯がなくなるくらいまで煮込むことで、咀嚼時の顎の負担はほとんどなくなります。
もし、野菜などの具材を入れるのであれば、細かく切ったものを入れるなどして工夫しましょう。
ちなみに、顎関節症の方にお粥がおすすめの理由としては、柔らかく食べやすいことだけでなく、味の種類が豊富であることも挙げられます。
例えば、定番の卵粥や味噌粥だけでなく、トマトとチーズを入れて洋風にしたり、中華風の味付けにしたりすることも可能なため、飽きずに続けられる可能性が高いです。
顎関節症の方が麺類を食べたくなった場合には、軽く噛むだけでスッと飲み込める春雨がおすすめです。
ある程度のコシのあるラーメンやパスタなどは、顎関節症の方にとってつらい食べ物かもしれませんが、春雨であれば痛みを感じることはほとんどありません。
また、春雨もお粥同様、さまざまな味付けで食べることができます。
ラーメン風やカレーうどん風など、最初から味付けされた商品が販売されていることも多いです。
ちなみに、麺類でいうと、コシがなくなるくらいまで煮込んだうどんも問題ありません。
ここまで、顎関節症の方におすすめの食事メニューを紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?
歯科クリニックなどに通院することで、顎関節症の症状は和らぐ可能性がありますが、こちらはすぐに改善するようなものではありません。
そのため、食事も一つの治療と捉え、極力顎への負担が少ないものを選ぶことが大切です。