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頬杖をつくことにより、顎には5kgほどの頭の重さがのしかかります。
また、こちらの負荷によって顎が歪み、顎関節症を引き起こすこともあります。
では、顎関節症につながる頬杖はどのようにして改善すれば良いのでしょうか?
今回は、主な改善方法を中心に解説したいと思います。
頬杖を改善するために有効なのがストレッチです。
頬杖をつく主な原因として、首や肩、背中などの筋肉が頭の重さを支えきれなくなっていることが挙げられます。
そのため、マッサージで筋肉をほぐせば改善される可能性があります。
具体的な方法としては、フェイスタオルを使った方法がおすすめです。
まず、両手でフェイスタオルの端と端を持ち、タオルを横にピンと伸ばした状態で両手を上げます。
その後、頭の後ろを通るようにタオルを下げていき、伸ばしたタオルを肩の高さまで下ろします。
上げるときに息を吸い、下げるときに息を吐くのがポイントです。
上記のストレッチを往復10回ほど行うことで、ある程度筋肉がやわらかくなります。
頬杖はイスに深く座り、胸を開くことでもある程度改善されます。
具体的には、背筋がイスの背もたれに寄り添うように、やや深めに座るようにしましょう。
またこのとき胸を軽く開き、背中の肩甲骨を中央に寄せることで、さらに頬杖をつきにくい美しい姿勢が保たれます。
逆に、イスに浅く腰掛けると、身体が前に傾いて頬杖をつきやすくなります。
ちなみに、イスに座る際は、顎を引いて背筋をまっすぐ伸ばすのもポイントです。
前述したような方法で頬杖を改善することは、顎関節症のリスクを減らすだけでなく、さまざまな悪影響を防止することにつながります。
例えば、肌荒れやほうれい線といった悪影響です。
手はいろいろなところに触れるため、雑菌が多く付着しています。
そのため、ずっと頬杖をついていると肌が荒れる可能性があります。
また頬杖をついていると、常に頬に圧力がかかるため、ほうれい線やシワが目立つことにもつながりかねません。
ちなみに、頬杖は肘がずっと机に触れていることから、肘が黒くなるリスクもあります。
机に座っているとき、つい無意識に頬杖をついているという方は多いでしょう。
特に身体に問題がある方や、疲れている方などは、頬杖をつきやすくなります。
頬杖は顎関節症の原因になりますし、肌荒れやほうれい線、シワなどにもつながります。
また、だるそうに見たり、横柄に見えたりと一つも良いことがありません。
そのため、ストレッチや座るときの姿勢を意識することは大切です。