東松山かさはら歯科

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【東松山の歯医者】顎関節症と目の症状の関係性について

顎関節症の怖いところは、症状が顎周辺だけにとどまらないというところです。

身体のさまざまな部位に顎関節症の影響が出る可能性があります。

また、他の症状が顎関節症を引き起こすことも考えられます。

今回は、顎関節症と目の症状における関係性について解説したいと思います。

 

顎関節症によって目が痙攣することがある

 

顎関節症を発症している方は、目が痙攣しやすくなることがあります。

顎の周りの筋肉が緊張すると、それとつながっている目周辺の筋肉にも影響が出ます。

まぶたの痙攣とは、実は目周辺の筋肉が痙攣している状態を指しています。

具体的にはまず顎関節症によって顎の筋肉が緊張し、神経や血管を圧迫します。

圧迫されることで、顎の筋肉とつながっている目の筋肉も同じような症状が出ます。

結果正常なまばたきができず、痙攣を引き起こしてしまうという仕組みです。

 

顎関節症と眼精疲労

 

眼精疲労が顎関節症を引き起こすというケースもあります。

眼精疲労は目の痛みやかすみ、眩しさや充血など伴う状態です。

頭痛や肩こり、吐き気などの全身症状につながることもあります。

眼精疲労の場合、側頭筋という咀嚼筋の一種が収縮します。

収縮が強くなると、顎関節がロックされてしまうことがあります。

ロックされている状態が長く続くと、顎関節の関節円板という部分が擦り減ります。

最終的には顎の痛みや開口障害といった顎関節症の症状が出ます。

また眼精疲労による目のストレスは、睡眠時の歯ぎしりや食いしばりを誘発します。

こちらも顎関節症のリスクを高める原因です。

 

顎関節症によって目の大きさが変わることも

 

顎関節症を発症することで、左右の目の大きさに違いが出ることもあります。

顎関節症になると、頭蓋骨を構成する骨に歪みが生じます。

こういった歪みは、付着する筋肉の収縮や引っ張り合いにもつながります。

また筋肉の収縮が長期間続くと、左右の顔面の筋肉や骨格がアンバランスになります。

よって目の高さが左右で変わったり、いずれか一方だけ目が大きくなったりします。

目の位置や大きさが左右で異なると、当然審美的な問題が出てきます。

場合によっては、人に与えるイメージが悪くなるおそれもあります。

 

まとめ

 

ここまで、顎関節症と目の症状における関係性について解説してきました。

顎と目は顔の中でも少し離れているため、関係性についてご存知の方は少ないです。

しかし実際は、顎と目が連動して症状を引き起こすケースが多々見られます。

また前述のような症状が出る場合、他にも身体の不調が出る可能性が高いです。

早急に歯科クリニックに相談し、症状の改善を目指しましょう。

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