東松山かさはら歯科

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【東松山の歯医者】顎関節症で顔が歪むことのデメリット

顎の位置がずれ、顎関節症を発症すると、顔のパーツや顔全体が歪むことにもつながります。

また、こちらの歪みは、さまざまなデメリットにつながるため、顎関節症の症状がある方は注意しなければいけません。

ここからは、顎関節症で顔が歪むことの主なデメリットについて解説します。

 

顔の印象が悪くなる

 

顔のパーツや筋肉は、食べ物を咀嚼したり、ニオイを嗅いだりといった機能的な働きだけでなく、表情をつくるという重要な役割も担っています。

また、表情をつくる筋肉は非常に繊細であり、柔軟性が求められます。

しかし、顎関節症によって顎の位置がずれると、こちらの筋肉に無理な力が加わることにもなりかねません。

その結果、顔の筋肉は硬く縮こまってしまい、豊かな表情をつくることができなくなります。

特に、明るい笑顔を見せるのは難しくなり、こちらは無愛想なイメージなど、顔の印象が悪くなることにつながります。

 

口呼吸になる

 

人間は主に鼻で呼吸をしますが、顔が歪んだり、顎関節症になったりすると、鼻の気道が狭まり、口呼吸をする機会が増えます。

また、口呼吸は口臭などのリスクを高めるだけでなく、より顔の歪みを助長する可能性もあります。

口の周りには、表情筋など多くの筋肉が付いていて、きちんと口を閉じることにより、無意識のうちに筋肉を鍛えています。

しかし、口呼吸を続けていると、口や頬の筋肉が落ちてしまい、口周りを中心に、よりだらしなく歪んだ顔の形になるおそれがあります。

 

片噛み癖が付く

 

顎関節症によって顔が歪むと、左右どちらか一方の歯でばかりものを噛む片噛み癖が付いてしまいます。

こちらは、さらなる顔の歪みにつながる他、虫歯のリスクを高めたり、歯根膜炎を発症したりするおそれもあります。

よく噛む方の歯はそれだけ負担がかかりやすく、食べカスも付きやすいため、必然的に虫歯を発症しやすくなります。

また、歯の骨に埋まっている部分の歯根と骨の間には、歯根膜という0.2mmほどの薄い膜があります。

顎関節症に伴う片噛み癖により、過度の力がかかると、その力がかかった部分に炎症が起こり、歯根膜炎を発症することが考えられます。

 

まとめ

 

ここまで、顎関節症で顔が歪むことによって生じる主なデメリットを解説してきましたが、いかがでしたでしょうか?

顎関節症を発症したにもかかわらず、特に治療をせずにいると、前述のような症状につながります。

また、これらはさらに顔が歪んだり、痛む部分が増えたりといった悪循環にもつながりかねないため、やはり自己判断で自然に顎関節症が治るのを待つのは良くありません。

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