東松山かさはら歯科

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【東松山の歯医者】歯の成長に合わせた幼児の食事内容について

親御さんが子どもに食事を与える際は、できる限り子どもの負担を減らすことや、食育を意識してメニューを選ばなければいけません。

また、子どもの歯の成長に合わせることも大切です。

ここからは、幼児の歯の成長に合わせた食事内容について、時期別に解説していきたいと思います。

 

ゴックン期(5~6ヶ月頃)の食事内容

 

5~6ヶ月くらいになると、離乳食が始まります。

この頃はまだ歯が生えていないため、舌ですり潰して飲み込めるような、ドロドロとしたペースト状のものを食べ与えるのが基本です。

また、将来歯を強くするために、離乳食を開始したときから、何でも美味しく食べられる味覚をつくることも重要です。

具体的におすすめのメニューとしては、味噌汁の上澄みやジャガイモの出汁煮など、和風出汁の味をベースにしたものや、素材そのものの味がわかるものを食べさせるように心掛けましょう。

 

モグモグ期(7~8ヶ月)の食事内容

 

前歯が生えてくる7~8ヶ月頃になると、やわらかいものであればしっかり噛んで食べられるようになります。

そのため、食べ与えるものとしては、歯茎で噛んで飲み込むことを考慮し、指でつまんでつぶれるくらいの硬さのものがおすすめです。

例えば、やわらかめに煮込んだおかゆ、細かくカットした煮込んだホウレンソウや大根、煮てすり潰した白身魚や鶏肉などが挙げられます。

また、味付けとしては、ごく少量の味噌や醤油が使えるようになりますが、まだこちらの時期でも、素材の味を伝えることを意識すべきです。

 

幼児に与えるべきではない食べ物

 

0歳の幼児は、まだ歯を使って食事をすることができません。

そのため、あまりサイズの大きいものは食べさせないようにしましょう。

幼児が口を大きく開けたときの目安は、直径約39mmです。

こちらの円の大きさに近い、丸い形状の食材は、たとえやわらかかったとしても口の中でうまく噛み切れず、ふとした拍子に喉に詰まらせ、窒息する可能性があるため、注意が必要です。

また、硬くて噛み砕く必要のある食べ物も当然NGです。

例えば、大豆やナッツ類などの食材は、小さく砕いても気管に入るおそれがあります。

 

まとめ

 

ここまで、歯の成長に合わせた幼児の食事内容について解説しましたが、いかがでしたでしょうか?

子どもは成長すると、徐々に歯が生えてきて、食べられるものや欲するものも多くなってきますが、きちんと歯の成長に合ったものを食べさせるようにしましょう。

また、幼児の食事内容を選ぶ際には、アレルギーの原因となり得るものについても、慎重に食べ与えることが大切です。

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