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子どもにキレイな歯並びになってほしいと思うのは、親御さんにとって当然の願いだと思います。
また、子どもの歯並びについては、指しゃぶりなどの悪癖をやめさせるだけでなく、食事内容によっても良くなる可能性があります。
今回は、おすすめの食事内容について、具体的に解説したいと思います。
子どもの歯並びを整えたいと考える親御さんは、なるべく和食を中心としたメニューを増やすよう心掛けましょう。
和食で使用される食材には、食物繊維の多いゴボウやレンコン、弾力のあるこんにゃくなど、洋食にはない歯ごたえのあるものが多いです。
そのため、和食中心にするだけで、子どもの咀嚼回数を増やすことができ、これによって顎の筋肉が鍛えられ、顎の骨を発達させて歯並びを良くします。
ちなみに、主食のご飯についても、玄米などを混ぜることにより、程良く咀嚼の回数を増やせます。
調理法を工夫することも、子どもの歯並びを良くすることにつながります。
例えば、いつもは細かく切っている食材を少しだけ大き目にカットしてみたり、野菜は線維に沿って切ってみたりすることで、従来の切り方よりも歯ごたえが出ます。
また、生食でも問題のない食材については、芯まで火を通さず、少し歯ごたえが残るようにするのが有効です。
その他、ハンバーグに根菜を入れるなど、子どもが好きなメニューに歯ごたえを出す方法も、嫌がらず積極的に食べてくれる可能性が高いのでおすすめです。
子どもの歯並びをキレイにするには、食事の栄養バランスについても考慮しなければいけません。
具体的には、歯の再石灰化を促すカルシウム、歯の基礎をつくるタンパク質、エナメル質をつくるビタミンA、象牙質をつくるビタミンC、カルシウムの吸収をサポートするビタミンDなどを満遍なく摂取させることが大切です。
それぞれの栄養素を単体で摂取しても、効率良く強い歯やキレイな歯並びをつくることは難しいです。
また、加工食品や精製食品の摂取が増えると、急激に歯並びが悪くなるため、可能な限り調理したものを食べさせるようにしましょう。
ここまで、子どもの歯並びを意識したおすすめの食事内容について解説しましたが、いかがでしたでしょうか?
子どもの食事では、よく噛むことにより、歯が強くなり、歯並びもキレイになるということをきちんと教えなければいけません。
また、それでいて子どもがきちんと継続して食べられるように、食べやすさについても考慮することが求められます。