東松山かさはら歯科

東松山かさはら歯科

ブログ

Blog

【東松山の歯医者】子どもの歯が欠ける主な原因について

子どもの健康状態について、親御さんは日々心配しているかと思います。

「健康にさえ育ってくれれば良い」と考える親御さんもいるくらいです。

そんな子どもには、大人と比べて歯が欠けやすいという特徴があります。

今回はなぜ欠けてしまうのかについて、主な原因を挙げながら解説したいと思います。

 

外傷

 

子どもの歯が欠ける主な原因はやはり外傷です。

大人とは違い、子どもは屋内でも屋外でも走り回ることが多いです。

また頭が重く転倒しやすいことから、歯が欠けるリスクは高いです。

ちなみに転倒した際には、歯だけでなく唇や口内粘膜を傷付けることもあります。

そのため親御さんは、できる限り子どもからは目を離してはいけません。

もちろん、学校など親御さんの目の届かないところで転倒することもあります。

よって日頃からむやみに走り回らないように教育しておくことが大切です。

 

虫歯

 

子どもの歯が欠ける原因としては虫歯も挙げられます。

大人と比べて、子どもは虫歯のリスクが高いです。

なぜなら乳歯は永久歯に比べてやわらかいからです。

さらに子どもはブラッシングの技術が未熟で、磨き残しも出やすいです。

こうして残ったプラークも虫歯のリスクを高めます。

また虫歯が進行すると、歯のエナメル質が部分的に溶けて薄くなります。

歯質が弱くなった歯で咀嚼すると、歯が割れたり一部が欠けたりするおそれがあります。

初期の虫歯については歯科医師が診なければわかりにくいです。

そのため見た目に問題がなさそうでも、親御さんは定期検診を受けさせるべきです。

 

酸蝕歯

 

酸蝕歯も子どもの歯が欠ける原因の一つです。

酸蝕歯は摂取した飲食物の酸によって歯が溶け、薄くなったものです。

仕組みとしては虫歯に似ていますが、違うのは虫歯菌が関与していないという点です。

また子どもはジュースなどの甘いものを好む傾向にあります。

特にオレンジジュースなどは砂糖不使用のものであっても、酸蝕歯のリスクがあります。

酸蝕歯によって歯が弱まると、虫歯と同じように欠ける可能性が高くなります。

親御さんは酸によって歯が溶かされる前に、適宜うがいをさせることが望ましいです。

 

まとめ

 

ここまで、子どもの歯が欠ける主な原因について解説してきました。

子どもは大人と比べて危険を察知する能力が低いです。

それにもかかわらず活発に動くため、歯が欠けるリスクは高くなります。

また歯質が弱く、虫歯や酸蝕歯が見られるケースも多いです。

十分な対策は子ども本人だけではできないため、親御さんは全力でサポートしましょう。

もちろん状況に合わせて歯科クリニックの力も借りるべきです。

カテゴリー

最近の投稿

月別アーカイブ