東松山かさはら歯科

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【東松山の歯医者】子どもの乳歯を抜くときの注意点について

子どもの乳歯は、12歳頃までにすべて抜けて永久歯に生え変わります。

また生え変わりの時期になると、乳歯はグラグラし始めます。

このようなケースでは、親御さんもしくは本人が抜いても大丈夫です。

しかし乳歯を抜く際にはいくつかの注意点があります。

今回はこちらの内容について解説します。

 

子どもの乳歯は正しい方法で抜こう

 

乳歯がグラグラし始めたら、舌と指を使って少しずつ前後左右に揺らします。

こうすることにより、自然に近い状態で歯が抜けます。

このとき、痛みや違和感がある場合は無理をしてはいけません。

ポロッと抜け落ちるような形で抜くのが理想的です。

また乳歯がグラグラの場合、歯茎から出血することはほとんどありません。

しかし万が一出血があった場合は、清潔なガーゼで止血します。

具体的には歯が抜けた部分にガーゼを当て、軽く噛みます。

もし血が止まらないのであれば、早急に歯科クリニックを受診しましょう。

 

無理やり乳歯を引っ張るのはNG

 

乳歯がグラグラだからといって、無理やり引っ張って抜こうとするのはNGです。

歯根が歯茎の中で折れて残ったり、歯茎を傷付けたりするおそれがあります。

また歯茎の中に残った歯根は、歯科クリニックで除去しなければいけません。

そうなると子どもの負担や費用もかかります。

抜けそうな乳歯が口内にあると、子どもは違和感や気持ち悪さを覚えます。

そのため、つい無理やり抜いてしまいがちです。

このような行動を取らないよう、親御さんは前もって抜き方を伝えておきましょう。

 

抜けそうで抜けない乳歯はどうする?

 

グラグラし始めているものの、なかなか乳歯が抜けないというケースもあります。

こちらは無理に引っ張ってはいけませんが、放置もしてはいけません。

乳歯がずっと残ったままだと、次に生えてくる永久歯の生え方に悪影響を及ぼします。

つまり歯並びが悪くなる可能性があるということです。

またグラグラしている歯は、歯の手入れがしにくい状態です。

そのため放置しすぎると虫歯や歯周病のリスクも高くなります。

場合によっては、このような乳歯は大人になっても残ることが考えられます。

もしなかなか抜けないのであれば、一度歯科クリニックに相談してください。

 

まとめ

 

ここまで、子どもの乳歯を抜く際の注意点について解説してきました。

子どもの乳歯は非常にデリケートです。

今にも抜けそうな状態であっても、無理やり抜いてはいけません。

また自然に抜こうにもなかなか抜けない場合も、歯科クリニックを訪れましょう。

特に生え変わりの時期を過ぎている場合は、早急に適切な対処が必要です。

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