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インプラント治療では、最大限患者さんの安全に考慮した治療が行われます。
しかし、外科手術を伴うため、100%痛みが出るのを回避するのは難しいです。
ではインプラント治療では、どのようなタイミングでどういった痛みが発生するのでしょうか?
今回はこちらの内容について解説します。
インプラント治療中は、ほとんど痛みを感じません。
なぜなら、治療中は痛みを感じないように、必ず麻酔が行われるからです。
また、治療中に麻酔の効果が切れ、少しずつ痛くなることも基本的にはありません。
局所麻酔を注射する際、わずかにチクっと痛むことはありますが、一瞬で治まります。
さらに、静脈内鎮静法を採用する歯科クリニックであれば、痛みだけでなく治療に対する恐怖心なども和らげることが可能です。
インプラント治療を受けた直後は、麻酔が切れるにつれて徐々に痛みが出るようになります。
局所麻酔の場合は治療から2~3時間後、静脈内鎮静法の場合は3~4時間後に効果が切れ、痛みが出始めます。
具体的にはズキズキとした痛みであり、場合によっては何もしていなくても辛いほど痛むケースもあります。
ただし、治療直後の痛みは数日間で治まり、1週間程度経過すればほとんど感じなくなります。
ちなみに、女性の場合はインプラント治療後の2~3日、頬のあたりに内出血のようなものが見られることがあります。
そのため、少し見た目は気になりますが、こちらも痛みとともに1週間程度で消失するケースがほとんどです。
インプラント治療における痛みは、基本的に治療直後にしか生じません。
そのため治療から数ヶ月後経っても痛みが消えなかったり、数ヶ月後に突然痛み出したりした場合、トラブルが発生している可能性が高いです。
特に歯茎の腫れなどを伴う場合、インプラント周囲炎の可能性があるため、早急に歯科クリニックで検査を受けなければいけません。
またインプラント治療後には痛み止めが処方されますが、こちらが合っていない場合も、痛みがなかなか治まらないことがあります。
インプラント治療中については、痛みが出ることはほとんどありません。
しかし、治療後はある程度の痛みがあり、痛みに弱い方はとても辛い思いをするかもしれません。
それでも、治療に問題がなければ痛みは長続きしないため、そこまで心配する必要はないと言えます。
もっとも治療後のケアを怠っていると、痛みが長続きする可能性があるため、ブラッシングなどは欠かさずに行うことが重要です。