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【東松山の小児歯科】小児歯科治療のシーラントにおけるメリット

シーラントは、代表的な小児歯科治療の一つです。

奥歯の溝の部分をレジンなどのプラスチックで埋めることにより、奥歯の溝に汚れがつくのを防止するもので、主に生えて間もない歯に対して施されます。

ここからは、小児歯科治療のシーラントにおける主なメリットについて解説します。

 

虫歯の発生率を下げる

 

シーラントのメリットと言えば、なんといっても虫歯の発生率を下げることです。

シーラントの予防処置により、汚れが溜まりにくい状況をつくります。

奥歯の表面には複雑な溝があり、その分磨き残しも多くなるため、このような処置はとても効果的です。

特に、生えたばかりの奥歯は溝が深く虫歯になりやすい傾向にあります。

また、歯質自体も未成熟でやわらかく、虫歯の進行も早いため、シーラントで予防することが大切です。

ちなみに、主にシーラントの素材として使用されるレジンには、再石灰化の促進などの効果があるフッ素が含まれているため、副次的な効果で歯質の表面を強化する効果も見込めます。

 

歯を削る必要がない

 

小児歯科治療のシーラントは、施術の際に歯を削る必要がありません。

そのため、治療によって生じる痛みや、歯を削る器具の音などが苦手な子どもであっても、安心して受けられる可能性が高いです。

また、シーラントによって虫歯を予防することにより、今後の治療による歯の切削を回避することにもつながります。

歯は一度削ってしまうと、二度と元には戻らない組織です。

よって、生えたときの状態を維持することは、歯そのものはもちろん、その周囲の組織の健康や発育にも良い影響を与えます。

 

治療時間が短い

 

治療時間が短いということも、シーラントにおけるメリットの一つです。

シーラントの処置は、対象となる上下の奥歯に対し、レジンを使って溝を埋めるだけのいたって簡単なものです。

もちろん、本数によって多少は前後しますが、治療そのものは15分前後で完了します。

時間がかかってしまう治療の場合、子どもがじっとしていられなくなったり、泣き出したりしてしまうことが懸念されますが、シーラントはそのような心配とは無縁です。

 

まとめ

 

ここまで、代表的な小児歯科治療であるシーラントのメリットについて解説しましたが、いかがでしたでしょうか?

シーラントは、子どもの虫歯予防において重要性の高い治療であり、なおかつ歯を削ることもないため、子どもにかかる負担もそれほど大きくありません。

こちらは、ほとんどの小児歯科クリニックで取り扱っているため、気になる親御さんは一度医師に相談してみることをおすすめします。

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