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【東松山でインプラント】サイナスリフトのメリット・デメリット

インプラントは、顎の骨に人工歯根を埋め込み、そこに人工歯を被せて完成させます。

そのため、骨の量が足りない場合、土台が突き抜けたり、はみ出したりしてしまう可能性があり、このようなときは骨造成手術が行われます。

ここからは、骨造成手術の一種である“サイナスリフト”の概要やメリット・デメリットを解説します。

 

サイナスリフトの概要

 

サイナスリフトとは、インプラントの人工歯根を埋め込むのに十分な顎の骨の高さが、上顎にない場合に用いられる治療のことをいいます。

具体的には、小鼻の脇にある上顎洞の底部に骨補填材を埋入し、骨造成を行います。

骨の厚みが8mm未満の場合や、多くの骨をカバーしなければいけない場合に適応します。

ちなみに、増やす骨の量が比較的少ない場合には、ソケットリフトという別の骨造成手術を行うケースが多いです。

 

サイナスリフトのメリット

 

サイナスリフトを実施することで、顎の骨が極端に薄く、インプラント治療を行うのは難しいと言われた方であっても、安心してインプラント治療を受けられます。

また、サイナスリフトは、奥歯の広範囲にわたって骨をつくっていくことができます。

このことから、1本だけでなく、失った複数の歯をインプラントにしたいという方にとっても、適している手術だと言えます。

その他、安全性に関するメリットもあります。

サイナスリフトは、歯茎の切開を伴う外科治療ですが、目で直接治療箇所を確認しながら行われるため、大きなトラブルが発生する可能性は低いです。

 

サイナスリフトのデメリット

 

先ほども触れたように、サイナスリフトは他の骨造成手術と比べ、外科治療の範囲がより広くなります。

こちらは、複数のインプラント埋入に対応できることを意味していますが、言い換えればそれだけ患者さんの身体の負担が大きくなるということでもあります。

また、サイナスリフトによる骨造成には、90~180日と少し時間がかかることもネックです。

こちらの手術を行った後、人工歯根を埋入するわけですから、骨と癒着し、問題なくインプラントが使用できるようになるまでには、さらに数ヶ月程度かかり、トータルの治療期間は1年前後が見込まれます。

 

まとめ

 

ここまで、インプラント治療に伴って行われるサイナスリフトについて解説しましたが、いかがでしたでしょうか?

すべての方がこちらの骨造成手術を併用するわけではありませんが、顎の骨量が不十分な方は、事前に受けなければインプラント治療に移ることができない可能性があります。

もちろん、骨造成手術を避けたいという方は、別の治療について歯科クリニックの医師に相談することも可能です。

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