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インプラント治療は、健康な歯を削らず、なおかつ入れ歯よりも強く噛める人工歯を手に入れられる治療です。
しかし、こちらの治療を受けるのであれば、事前にどのようなリスクがあるのかも理解しておかなければいけません。
今回は、インプラント治療の主なリスクについて解説したいと思います。
インプラント治療後には、インプラント周囲炎を発症するリスクがあります。
こちらは、インプラントの歯周病のことであり、誰にでも発症の可能性があります。
主に日々のブラッシングやメンテナンスを怠ることが原因で細菌感染を起こし、進行するとインプラントを支えられなくなってしまいます。
また、通常インプラント治療に伴う痛みや腫れのピークは、術後2~3日程度です。
長くても1週間程度で治りますが、痛みや腫れが2週間以上続く場合もあり、このような場合も、細菌感染が疑われます。
インプラントは、インプラント体のチタンと骨がくっつくことにより、しっかりと噛めるようになります。
こちらの現象はオッセオインテグレーションと呼ばれ、治療後には人工歯根と骨がくっつくのを待ち、人工歯を装着しますが、1%程度のわずかな確率で、インプラントが定着しないことがあります。
こちらは、歯科クリニックの医師の技術に関係なく、どのような方でも起こり得ることです。
また、インプラントが定着しない原因は、くっつく前に大きな力がインプラントにかかったことや、細菌感染、喫煙などさまざまです。
インプラント治療では、手術の失敗というものが起こり得ます。
例えば、骨に穴を開けるドリルの回転が速すぎた場合、骨の細胞が壊死してしまうことがあります。
また、人工歯根を埋め込む深さや角度、位置が適切でなかったことが原因で、うまく固定されないケースも見られます。
このような失敗については、実績があり、なおかつ適切な料金を設定している歯科クリニックを選ぶことで、ある程度回避できます。
逆に、あまりにも費用が安いところを選ぶと、品質の低い治療を提供される可能性があります。
ここまで、事前に知っておきたい、インプラント治療の主なリスクについて解説しましたが、いかがでしたでしょうか?
インプラント治療は、決して危険な治療ではありませんが、すべてが当初の予定通りスムーズにいくとは限りません。
治療後、炎症や痛みがある場合や、うまくインプラントが固定されなかった場合などは、再び通院しなければいけないため、こちらの点は留意しておきましょう。